らせん てき に じゅんかん ・・・

　ある ひ ・・・






















　しお の ように

　ゆき が ひいて ゆく ・・・

　かんちょう の ように ・・・


　まっしろ だった ちじょう が

　あちら こちら に

　いろ を みせ はじめ た ・・・

　
　じゃりみち は さながら いそ の よう ・・・

　かんちょう に むかって いわ や すいてい を あらわ に する いそ の よう ・・・

　なに も しなくて も ゆき の きょうい は め に みえて きえて ゆく ・・・

　ゆき で いられず かたち なき もの に なって ゆく ・・・

　えきたい と なって ながれ ながれて ゆく ・・・


　それ が うみ まで いき ついて

　じょうはつ し

　じょうくう で

　あめ に なり

　はち か げつ くらい する と

　また ゆき と なり

　ちじょう を しろく おおう

　だろう ・・・


　じゅんかん ・・・


　ぼく の ばあい は

　らせん てき に じゅんかん ・・・

　いっしゅう したな ・・・ と おもえる のに

　ちょっと いち が ちがう ・・・





















　。