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ふゆ が おわった ・・・ そう かんじ た ・・・























 ある ひ ・・・
























 ゆきどけ が はじまった ・・・


 ゆき が ひょうそう から じっとり し 、

 あさく つもった ところ では

 その さいかそう が sherbet じょう に

 ぐっしょり と ぬれ て いる ・・・


 やね に ほうち されて いる ゆき も

 とけた みず を きゅうしゅう しきれず に

 その ていめん から したたら せて いる ・・・

 いえ の まわり が

 てんじょう から しんすい を はじめた ちかしつ の ように なり

 とめど なく みず を したたらせ て いる ・・・


 じゅう に がつ の あたま から

 ゆき の ため 、

 じっしつ てき に とまって しまった けんちく げんば が

 ゆうせつ の みず で びちゃびちゃ に なり はじめ て いた ・・・


 できる こと と いえば

 やね の たかい ほう から じょせつ して いく こと


 きのう

 まだ あかるめ の ゆうぐれ から つきあかり で さぎょう てき には もんだいない あかるさ で てらされる まで

 あしば の さいじょうだん で ゆき を おろして いた ・・・

 
 くらく なっても

 と いう か

 はんげつ に てらされて

 もう じゅうぶん あおじろく あかるかった が

 きおん が さがらず

 みず の したたり は つづいて いた ・・・


 ふゆ が おわった


 そう

 かんじ た
























 。




























 

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