ある ひ ・・・
あさ は あられ が ふり 、
ごご は ばたばた と かぜ が ふき 、
ゆうがた に なり
ぴたり と やん だ ・・・
あさ は あさ ひ が
まるで まんげつ が たそがれ どき に ひがし の そら から あがる ような あかるさ で
りん と した りんかく を みせて のぼって きた ・・・
のを みた 。
そのご 、
きみょう な どんてん と なり
かぜ は なく 、
こんじき の こうせん が やわらかく せかい を てらした ・・・
そんな なか で そと で さぎょう して いた ・・・
ら 、
ぱらぱら ・・・ と きたん で
あめ 、 かな ? ・・・ と
おもった
ら 、
どうぐ の しゅうへん に
まんまるく しろく やわらかい beads だま の ような もの が
ころがって きて
にわか に
あらゆる ところ に
ころがり だし 、
じめん を うめつくす ような いきおい で
ばらばらばらばら と
おちて きた ・・・
ので 、
いそいで どうぐ たち を しゃこ の なか に ひなん させ 、
のこり の さぎょう を つづけ た ・・・
こんじき の こうせん 、
amber の filter を かけた ような せかい の いみ は
こう だった のか ・・・
こんじき の こうせん + amber の filter = あられ ・・・
この いみ の せつめい は 、
こんな すうしき で いい だろう か ・・・
ばらばらばらばら ・・・ と ふって
ぽろぽろぽろぽろ ・・・ と ころがって
いっ た ・・・
それから はれ て
かぜ ・・・
かぜ は びゅんびゅん ふいて
てんき せいろう なれども
かぜ つよし ・・・
たて ひろし 。
かせ つよし 。
おばあさん が ひとり 、
「 あるいて いる と かぜ に とばされ そう だよ ・・・ 、
なにか に つかまらない と 。。。」
と いって
よちよち と あるいて きて
mansion という な の apart の
に かい の つうろ を ささえる しちゅう に しばし つかまって 、、
また あるいて
いっ た ・・・
に ねん まえ の ふゆ 、
その おばあさん の ゆきかき の ようす で
はため にも みため で、
はっきり と たいりょく の げんたい が わかった 。
その まえ の なつ は はたけしごと してた が
ふゆ には あるく ほはば が いっぽ に なって いた 。
ことし は かぜ に とばされそう ・・・ だと いう ・・・
なお も かぜ は ふき 、
ごご も かぜ は ふき 、
こうじげんば の あしば の sheet が ばたばたばたばた し 、
ぼく の こころ も うわついて ばたばた ・・・
なんだか こころ ごと 、shuffle されて いる みたい で
おちつき なく 、
こころ の ていそう から うき あがったり 、まい あがったり して くる
こうかい やら じこひてい やら やって は いけない と おもって いる こと を やった きおく やら が
ほこり の ように まい つづけ 、
すな あらし ・・・
じぶん の からだ が
ひてい の かたまり に なり 、
おもおも しく そわそわ して ・・・
こんな とき
にげ だそう ;・: と する と
どこ まで も
いつ まで も
おいかけて くる
いざなみ ・・・
なの で 、
しかた なく
どう しよう も なく
じっとり と いっしょ に いる ・・・
つらい きおく たち と ・・・
かれら は なに も いわぬ ・・・
ぼく も なに も いわぬ ・・・
たんたん と
さぎょう を
こなす ・・・
それ から
ふしぎ と
ぴたり と
やんで ・・・
かぜ が 。
ゆうぐれ と なり
ゆうがた と なり
たそがれ ・・・
と なった ・・・
ほとんど ゆうやけ とは ならず
さんかっけい の しきさい が
たなびいて いた ・・・
なの で
うた を うた った 。
なの で 、うた を うた った 。

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